ディップアート①ネラフィラ

お疲れ様です!

7月に入り梅雨も明けてきて夏本番です。

今日は唯一の趣味といって言い、ディップアートを紹介。

きっかけはテレビで見た榮さんの簪を見てから。

こんな美しいものをプレゼントしたい。そんな単純な気持からでした。

主な材料はワイヤーとレジン。題材はネモフィラ

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漫画風(笑)

まだまだ下手ですが、これからも地道に頑張ります。

立川クッキング「いちご再生」

今年のいちごが終了したので来年への布石です。

 

葉っぱが2.3枚付いてるクラウンを中心にランナーを親株に近い方を2㎝残し、

先に近いところを根元で切る。

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クラウンは少し土がかかる程度に埋める。

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これで準備万端です。

来年もおいしい実をつけますように!

立川クッキング 『いちご狩り』

こんにちは!

コロナ緊急事態宣言解除でみんなマスクしなくなったのは浮かれすぎじゃないっ!と思う虎衛門です。

しばらくはうがい手洗いの励行とマスク着用を決意する今日この頃、皆さんはどうお過ごしですか?

私は家でいちご狩りです。料理好きということで家庭菜園にも3年ほど前から手を伸ばしてます。半年前に植えたいちごが遂に収穫の時。

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とちおとめです。家で作った割には意外に甘くておいしかったです。

最近の種は優秀で比較的にはずれがないので皆さんも家庭菜園を始めてみてはどうでしょう。

立川クッキング 『釣り堀へ行こう』

こんにちは!

コロナでドコモ休業している昨今。いかがお過ごしですか?

毎日毎日、家にいる生活。鬱々としてきますよね。

そんな時はちょっと釣り堀でも行ってみてはどうでしょうか?

今回紹介するのは『多摩川養殖つり堀場』です。

人も少なく、料金も安い穴場です。なにより釣った魚はその場で捌いてくれるので家に持ち帰って焼くことができます。その日に釣った魚は身がふわっとしてまさに絶品。

もうスーパーの魚では物足りなくなりますよ。

場所は羽村市にあります。小作駅東口から徒歩18分。車でもいけます。

8時から17時の不定休のため、当日に電話してみることをお勧めします。

料金はニジマス一匹300円ほど。

これが餌です。

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今日の釣果は一時間で8匹。まずまずの出来です。

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ワタを取って塩を振ってくれます。

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少し洗って焼いただけでおいしかったです。

ぜひみなさんも『多摩川養殖釣り堀場』に行ってみてください。

子供がいる方はお子さんも喜ぶと思いますよ!

ラノベ批評『豚のレバーは加熱しろ』

異世界に転生したとおもったら、ただの豚になっていた。過酷な運命を背負う少女を知恵と嗅覚で救い出す。第26回電撃小説大賞受賞作品。逆井卓馬先生が贈る異世界ブコメ

[逆井 卓馬, 遠坂 あさぎ]の豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)

 イェスマという誰とでも心を通わすことができる種族。この種族のひとりの少女と豚に転生した主人公が出会うところから物語は始まります。この作品の魅力はなんといってもこの天使のようなヒロイン、ジェス。遠坂あさぎ先生のイラストがなんとも映えます。心を読めるキャラクターは得てして人間の醜い部分にふれて荒んでいることが多いですがジェスは純粋で穢れのない存在です。現に心を読めてしまうので主人公の豚に好きなだけ下着を見てくださいと真っすぐに言えるくらいに。そしてこのヒロインと豚になった主人公の軽妙なやりとりが非常に魅力的です。本来根暗なオタクである主人公が豚になっているのでどこか味のある会話になっているのも面白いです。

美少女に世話をされる豚生活。これもありかと思うのもつかの間、ジェスには運命が待ち受けています。イェスマはこの世界では小間使いとして王都から派遣され、時に命を狙われ、時に奴隷のように扱われる存在だったのです。そして一定の年になると小間使いをしていた家を離れ、王都に向かう旅を課せられています。道中盗賊や獣に襲われる誰一人として帰ってこない旅。世話になった主人公はジェスを王都へ無事に送り届けようと知恵を振り絞ります。道中で会う狩人のノット、同じイェスマのセレスやブレースとの出会い。主人公とジェスはさまざな人々の人生に触れ、この世界の成り立ちやイェスマの謎に迫っていきます。他のイェスマを取り巻く環境をもっと描くことでジェスとの対比があったらと思ったり、ノットが優秀すぎる点など若干ご都合主義すぎる部分はあり、途中の展開に物足りなさはあります。しかし終盤の伏線回収がなされていくと見事な読了感がありました。イェスマとこの世界の歴史、そして主人公がなぜ豚として転生したのかという謎。また純粋で穢れのないジェスという少女の隠していた気持ちを吐露した場面は浮世離れしていた少女にリアリティを与えて、このヒロインを魅力的にさせています。あとついでに個人的にあとがきを思わせる主人公の現実世界での話の流れは秀逸で個人的にとても好きです。続編も期待したいです!

 

 

 

 

母の日プレゼント

母の日にディップアートで作ったバラを渡そう一年前そう決めました。

きっかけは榮さんの簪をネット上で見たときでした。あまりの美しさに感動し、体中を衝撃が走りました。こんな美しいものを作ってみたい。今までの人生でアートに興味のなかった私に新しい感情が生まれした。この気持ちを無駄にしないよう、趣味に人生の趣味にディップアートを決めました。人は期限があってこそやる気を出るもの。

そして5月10日の母の日に私はバラを渡しました。

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母は非常に喜んでくれました。いつか自分も大切な人ができて渡せたらと思いました。

ちなみにコロナで毎日ご飯が大変なので夕食を作りました。

パエリアと油淋鶏、コンソメスープです。おいしくできてほっとしました!

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ライトノベル批評『この素晴らしい世界に祝福を! 17』

[暁 なつめ, 三嶋 くろね]のこの素晴らしい世界に祝福を!17 この冒険者たちに祝福を! (角川スニーカー文庫)

 

 

 この素晴らしい世界に祝福を!堂々完結!今やスニーカー文庫の看板作品であり、

900万部突破とライトノベル界でもビッグタイトルとなった「このすば」も遂に完結です。何のチート能力もなければ、問題児だらけの仲間たちを率いて異世界生活を送る主人公カズマの緩い物語が終わるのは個人的に寂しくもあります。ただ惰性でひっぱらず、しっかりと魔王退治という当初の目的に着地した暁なつめ先生は流石です。あとがきでも書かれためぐみんとの今後、魔王の娘の行く末、アリスやアクセルの冒険者たちの奮闘などまだまだ「このすば」期待せずにはいられません。

 

さて本巻ですが、序盤カズマたちはエクスプロージョンに連発により、結界を破壊して魔王城に乗り込むことに成功します。しかしここで思いがけないアクシデントが発生。

なんと今まで数多の魔王軍幹部を倒してきためぐみんの体調に異変があります。エクスプロージョンの連発により体に負荷がかかり、鼻から出血してしまいます。正直筆者としてはシリアス展開に焦りました。作品一番の人気キャラのめぐみんなので死ぬことはないと思っていましたが、最後にめぐみんの一発で倒すことが多かったので魔王をどう倒すのか、気になります。

 魔王城に侵入したカズマはミツルギやゆんゆんと合流してアクアの探索を開始します。ここで個人で別れるわけです。ここまでシリアス展開、いつものと違う緊張感。

まさか各々魔王軍と一体一での戦闘かっ! と思いきや明らかに罠とわかるボタンを見つけ、深読みしてそれを押すカズマ。飛ばされた先に当たり前のようにいるアクア。

そういつもの馬鹿馬鹿しくなるコメディ展開に著者は思わずにやついてしまいました。これでこそ「このすば」です。そこからはいつものカズマとアクアの丁々発止の掛け合いです。ところどころカズマの新しいスキルによる戦闘を挟みますが、かっこいいカズマさんなんて筆者は興味ありません笑

 なんやかんやで全員合流して魔王の部屋の前までたどり着いたカズマ一行。ここでアクアがビビりだして帰ろうと提案します。さすがわれらが駄女神。勇者もののコメディ作品の先駆者魔法陣グルグルを彷彿とさせるまさかの提案。しかしグルグルでは本当に魔王と戦わずに帰ったのですが、カズマたちはなぜか真面目に戦うことになります。

しかしここからが本領発揮です。ダクネスの大活躍です。扉から入った瞬間、容赦なく放たれた魔法をカズマの想定以上の耐久力で難なく耐えきります。ここからのダクネスは本当にチートです。魔王や側近からの攻撃も耐えきります。ミツルギがボロボロに生き絶え絶えになっているにもかかわらずです。正直この戦闘はもちろん、本巻の笑いどころはダクネスによるところが大きくMVPの活躍だと思います。硬すぎです!それこそ魔王がビビるほどに笑

 十分笑わせてくれたところでカズマの策がはまり、ダンジョンにテレポートするカズマと魔王。珍しく一騎打ちで戦闘するカズマ。そしてここまでいいところなしの魔王ですので予定調和のラッキーで活と思いきや、そうは問屋が卸さない。腐っても魔王です。アクアの力で弱体化していてもカズマを圧倒する肉弾戦と魔法。そしてカズマと同等の頭の回転の速さ。正直カズマが新しく覚えた技が上手くはまって倒せると思っていたのにまさかのシーソーゲーム展開。どうやって終わるのか、と思いきやまさかの爆裂魔法です!この展開は燃えました。そして大好きなあの子のそばで見ていたから覚えらえたというセリフはちょっとグッときましたね。

 晴れて魔王を倒したカズマですが、相打ちで女神エリスのもとへ。魔王を倒したのでアクアも天界に戻ってくることができました。しかしそれはカズマとの別れを意味し、アクアは涙をこらえきれません。すごくしおらしいアクアにカズマもきゅんとなってしまいます。そして異世界での生活と褒美のチート能力に女神を連れていくことを選択するカズマ。ちょろいちょろいとめぐみんダクネスに言うカズマですが、お前が一番ちょろいと思ったのは筆者だけではないはず!まあしっかりとオチをつけてくるあたり流石ですが笑。

 冒頭でもいた通り物語の最後ということで少しシリアスな展開が多く、いつもの「このすば」期待すると少し物足りなく思うところはあります。しかしシリーズを通して馬鹿馬鹿しい展開、当意即妙な掛け合い、魅力的なキャラ達の異世界での生活は本当にまぶしく、これでラストと思うと非常に寂しく感じられました。本当にこの作品に出会えてよかったと読了後感じられる作品でした。あとがきでも書かれたスピンオフ案は是非期待したいですね。まだまだ「このすば」愛は冷めそうもありません。